銀行員が改めるべきこと①

私がみずほ銀行を24年で退職し独立、本格的に講師業を始めてから約4年が経ちました。

お陰様で本を3冊出すことが出来て、今も執筆の仕事が途切れませんし、研修では全国へ行かせて頂き、さまざまな経験を積ませていただき、充実した毎日を過ごすことができています。

ただ、独立後は

家族ともうまくいかなかったし(特に長男・長女と)、恐怖で眠れないこともあったし、研修後の酷いアンケート結果にオヤジなりに凹みまたし、他社の研修営業の方にダメ出しされたこともありますし、それはそれはネガティブな経験を沢山したんですよ。 

ただ、そういった経験が反転のきっかけになったのも確かです。

そこで銀行の内情と、外での経験を基に、銀行員はここを改めたら、もっともっと良くなるし、幸せになれるのに!ということをお伝えしたいと思います。

まずひとつめは、「他人を自分との上下で判断しがち」と

いうことです。                             

銀行員はある意味、昭和的価値観にとらわれた、

リスク回避思考のとてつもなく強い、                   

世間一般の価値観に従うしかないと思いこんでいる、

それらの権化のような人間です。

すなわち、

少しでもいい学校に行って、

少しでもいい会社に入って、

少しでも出世して、              

という「他人の描いた成功」を妄信している人間です。

ですから、他者との比較でしか自身の価値を認められません。

A君のお父さんは三井住友銀行、うーん、同じくらいか。

B君のお父さんは医者、負けた!

Cさんのお父さんは社長、負けた!

同期のDは課長になった!くっそー、なんであんな奴が!

後輩のEが支店長になった!それに比べて俺は・・・

このようにいつも人と比較して自分の価値を確認しているのです。      

上か、下か、このように人を見ています。                 

支えとなるのは、銀行という社会人の中ではアッパーと自分たちが思う業界と、会社のネームバリューです。

ですから、「自分自身」に本当に価値がある!と、

自分を認めて、何があっても、どんな時も、自己肯定感高く、

自信のある人って意外に少ないと思います。

ただ、その業界やネームバリューも急激な勢いで、下降線を描いていますので、そういった不安やストレスから、他人を攻撃したり、自己否定や自身を卑下する方も多いのではないかと思います。

それによって、殺伐とした空気の職場になっている現場も多くなっているのではないでしょうか。

かくいう私も、銀行内にいる時には、そのような価値観で生きていました。 

ただ、銀行の外に出て、人に受け入れてもらって、自身の考えをお伝えして、 

実践してもらう、という講師業に携わったことで、

大切なことが分かってきました。

それは、

「他人も自分と全く同じく」

「とてつもない価値のある存在だ」ということです。

「他人を認め、尊重することで」                    

「他人も自分を尊重してくれるようになる!」という

至極当たり前の原則を、理解できるようになりました。

ただ、1日で、一瞬にして、考え方ががらりと変わったわけではありません。

通勤時、研修創作時、研修練習時、研修を提供している時、受講生アンケート結果を見て、自分の子供と接してみて、

日々をつぶさに観察してみて、

そう考えるべきだと腑に落ちてきた来たのです。

そして、それが「自分に返ってくる!」「自分の為になる!」

と理解できたのです。

皆さん、他人を尊重していますか。

もしあなたが、朝起きて、夜寝るまで、接するすべての方に対して、そのように接することができたら、そうされた方々もあなたをそのように扱うのではないでしょうか。

家族とか、お客様とか、上司とか、後輩とか、部下とか、赤の他人とか、そんなことに関係なく、

自分と同じように、価値ある存在と思うことができたら、

心充たされることが増えていくと思いますよ。

かくいう私も、ああ独りよがりな行動だな、と思うことも未だにあります。

でも、あの人も、自分と同じように、傷ついたり、落ち込んだり、

うっかりしたり、失敗することもあるけど、

やっぱり「価値ある存在なのだ」と尊重して、

人を自分と上下するものではなく、同等のものだ、

と理解していればいいと思います。

そうすれば、「あなたはこうしたいというけど、私はこうしたいのですよ、  私の意見も聞いてくださいよ。

お互いに意見を尊重して、互いが納得する決定をしようじゃないですか。」

と冷静に議論もできるはずです。

自分と同じように、他人も、尊重する

是非心掛けてください。

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